インターネット上でのコミュニケーションが発達してきた今、
リアルでのコミュニケーションが苦手な人が増えてきています。
リアルでのコミュニケーションが苦手な人が増えてきています。
みなさん、こんにちは!心理カウンセラー岸田知佳です。
貴方は、コミュニケーション上手ですか?
今日の記事は、以前にも書いたことがある記事を、
少し成長した一年後の私からみた観点で、もう一度書き改めたものです。
貴方は、コミュニケーション上手ですか?
今日の記事は、以前にも書いたことがある記事を、
少し成長した一年後の私からみた観点で、もう一度書き改めたものです。
私たちの悩みのほとんど、9割は、
対人関係にあると言われています。
私のカウンセリングにいらしてくださっている患者さんも、
最初は病気の話から入りますが、必ずといって良いほど、
何回か目で対人関係の相談を持ってきてくれます^^
対人関係にあると言われています。
私のカウンセリングにいらしてくださっている患者さんも、
最初は病気の話から入りますが、必ずといって良いほど、
何回か目で対人関係の相談を持ってきてくれます^^
私が対人関係療法を学んで出逢った言葉に、
「わたしたちは自分と折り合いをつけられる程度でしか
他人と折り合いをつけられない。」
という有名な言葉があります。
これはフランスの作家、ポール・ヴァレリーという方の言葉です。
これを、医学者・精神科医である「中井 久夫」教授はこう訳しています。
「わたしたちは自分と折り合いをつけられる程度でしか
他人と折り合いをつけられない。」
という有名な言葉があります。
これはフランスの作家、ポール・ヴァレリーという方の言葉です。
これを、医学者・精神科医である「中井 久夫」教授はこう訳しています。
「人は他者と意思の伝達がはかれる限りにおいてしか、
自分自身とも通じ合うことができない。
それは他者と意思の伝達をはかる時と同じ手段でしか
自らとも通じ得ないということである」
来月から配信していくメルマガにも書きましたが、
私は閉鎖病棟に入院して気付いたことの一つに、
「自分と向き合うこと」「自分と付き合っていくこと」ということは、
「他人と向き合うこと」であり、「他人と上手に付き合っていくこと」
に繋がっているんだなぁ、ということでした。
私は閉鎖病棟に入院して気付いたことの一つに、
「自分と向き合うこと」「自分と付き合っていくこと」ということは、
「他人と向き合うこと」であり、「他人と上手に付き合っていくこと」
に繋がっているんだなぁ、ということでした。
人は鏡といいますように、
私たちは、他人に対する感情を分析することで、自分を知ることができます。
また、他人がいるから、私たちは自己認識ができるのです。
私たちは、他人に対する感情を分析することで、自分を知ることができます。
また、他人がいるから、私たちは自己認識ができるのです。
先日も、他人と比べるということに関しての記事を書きましたが、
決して比べること事態が悪いことではないのです。
比べて、
「そこに意味づけをしている」
ということを認識していないこと
そして、
「その意味づけをしているのが自分である」
という責任を背負っていないことが、
自分の首を絞めているのです。
決して比べること事態が悪いことではないのです。
比べて、
「そこに意味づけをしている」
ということを認識していないこと
そして、
「その意味づけをしているのが自分である」
という責任を背負っていないことが、
自分の首を絞めているのです。
さて、遅くなりました。
このままズルズル書くと本題に入れないので、無理やりですが…
今日のタイトル「最悪なコミュニケーション」!
一体どんなコミュニケーションだと思いますか?
このままズルズル書くと本題に入れないので、無理やりですが…
今日のタイトル「最悪なコミュニケーション」!
一体どんなコミュニケーションだと思いますか?
答えをじらしても仕方ないので、正解を書いちゃいますが、
正解は「再交渉の放棄」です。
話し合いを放棄されるということです。
「沈黙」「行き詰まり」とも言います。
正解は「再交渉の放棄」です。
話し合いを放棄されるということです。
「沈黙」「行き詰まり」とも言います。
これがコミュニケーション学においては、
最悪なコミュニケーション段階だとされています。
最悪なコミュニケーション段階だとされています。
まだ殴り合いだとか、喧嘩の方がマシ。
なぜなら、相手に「怒り」の感情を伝えているという点で、
まだコミュニケーションをとっているからです。
もちろん、こういった歪んだコミュニケーションは正さなければいけませんが、
コミュニケーションの放棄、すなわち「沈黙」「行き詰まり」よりは
まだ改善の余地があるのです。
なぜなら、相手に「怒り」の感情を伝えているという点で、
まだコミュニケーションをとっているからです。
もちろん、こういった歪んだコミュニケーションは正さなければいけませんが、
コミュニケーションの放棄、すなわち「沈黙」「行き詰まり」よりは
まだ改善の余地があるのです。
言わない、伝えない、我慢する、飲みこむ・・・
これらは、お互いにとってマイナスでしかありません。
あなたの人生に、より良い人間関係を築いていきたいと思うなら、
自分の気持ちを真っ直ぐに、勇気を持って伝える事を心がけていきましょう!
あなたの人生に、より良い人間関係を築いていきたいと思うなら、
自分の気持ちを真っ直ぐに、勇気を持って伝える事を心がけていきましょう!
しかし、コミュニケーションは自分ひとりで成り立つものではありません。
自分がどれだけ相手にコミュニケーションを取ろうと頑張っても、
相手にその気がなければ、残念ながらやはり、なす術がないのです。
他人は変えられませんからね。
自分がどれだけ相手にコミュニケーションを取ろうと頑張っても、
相手にその気がなければ、残念ながらやはり、なす術がないのです。
他人は変えられませんからね。
ここで出てくるのが、記事の冒頭で書いた
「わたしたちは自分と折り合いをつけられる程度でしか、他人と折り合いをつけられない 」
です!
「わたしたちは自分と折り合いをつけられる程度でしか、他人と折り合いをつけられない 」
です!
つまり、
こうなったら「自分自身の中にある相手」との関係のあり方、
ポジショニングの問題ということです。
自分の中の感情を、上手に成仏させねば・・・ヽ(;´ω`)ノ
ってなわけで、次回は対人関係療法「悲哀のプロセス」をご紹介します。
実は上手な悲しみ方というのがあって、
それを間違えると心の病気になったりだとかしてしまうのです。
これを知っておけば、あなたも大切な人を失った時、
ネガティブな感情が来るのも怖くない?かもです。

