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他人と比べるということ ( 7 )

あなたは何も欠けてはいない。

摂食障害が家族に残していったものの記事で、
「お金」と「幸せ」について書きましたが、勘違いしないくださいね。
お金を稼ぐことが悪いとか、
お金が人を不幸にするとか、
お金がない方が幸せだとか、
そんな事を書いたわけではない。ということです。
お金がないからって、不幸になる必要はないんだよ。
という話です。
こんにちは!心理カウンセラー岸田知佳です。
先日の飲み会での話。
ひょんなことから年収の話になりまして。。。
うまく説明出来ないので、簡単に手っ取り早く書くと、
職業や年収について、人と比べて卑屈になっている男性がいたんですね。
それで思ったのは、結局のところ、
お金がある、なし、はどっちでもいいのです。
ただ、「ない」にフォーカスして、卑屈になるくらいなら

(その人にとっては)あるほうがいいのだということ。
で、そんなことがあった翌日。
こんな質問をとある社長にしてみたんです。
「社長は、誰かと比較して卑屈になったりしますか?」
「比較しても仕方ないからねー。
だって、これが俺だし。
いいところがあったら、取り入れたり、尊敬はするけどね。」
これを聞いて思ったけど、つまり・・・
自分と他人を良い意味で区別しているということなんです。
違いを認めているということなんです。
どうしても、比べてしまうのは、
あの人と、自分が、そもそもが同じであると思っているから
ソコからプラスアルファで、「今の自分」が在ると思っているから。
どの人もね、そもそもが違うんです。
タンポポと桜を比べているようなものなので、
その人はその人の場所で、咲きたい季節に美しく咲くのが、
その人が一番美しく輝きを放つのでしょう。
それを見つける旅が人生なのだと思います。
今日の自分へ質問>>
今までの人生で、私が一番輝いていたときってどんな時だっただろう?
今日のカウンセリングでもお話をしたのですが、
人は、どんな人も欠けてはいないのです。
逆に言えば、どんな人も欠けているのです。
人は、何かトラブルがあった時、
すぐにどちらかの欠点を探してしまいがち。
「相手のここが悪いから・・・」
「私の出来が悪いから・・・」
さて、欠点
というのは、どうやって見つけているんですか?
答え:
誰かや何かと比較して、欠点を探すんです。
確かに、トラブルが起こるということは、
トラブルを乗り越えるプロセスが教養でも書きましたように、
自分に「知らない」
つまり、欠けている部分があるから起こります。
しかし、私たちはどんな人も全てを知ることなど不可能でしょう。
ゆえにこの名言。
人生の半分はトラブルで、残り半分はそれを乗り越えるためにある
私、これ聞いた時にピン!!ときました。
そういうことなんですねー
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2012年02月23日 比較ではなく適合

左のピースと、右のピースは、かみ合いません。
でも、どっちも欠けているわけではありませんよね。
どちらも、その姿が完璧な存在なのです。
そして、その凹凸が必要な場所が用意されているのです。
だから、人は助け合うし、支えあいます。
一人では生きていけないのです。
少なくとも私は一人では生きていけませんでした。
(18の時に一人で生きていこうと思ったけど、無理でした。挑戦済みであります!)
もし、「俺は今まで一人で生きてきた」という人がいるならば、
その人は支えられている事に気付いていないだけかもしれません。
そして、一人で生きていこうと傲慢になればなるほど、
人と比較をして、そのデッバリを削ったり、
凹んだ部分を何かで埋めなきゃ!と
自分でない誰かになろうと必死になる事。に時間を費やしてしまう...
そんな人生を送っていくことになるかもしれません。

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