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モノの見方、捉え方 ( 5 )

360度の捉え方

≪物事の捉え方や感じ方は、人それぞれです≫
なんてよく耳にするフレーズですが、
「そうそう」と言いながらも実行出来ていない人が殆どかもしれません。
おはようございます。岸田知佳です。

つまりこれは物事に良いも悪いもないということ。
何が良いか悪いかっていうのは、自分にとって良いか悪いかってこと。
その物自体には良いも悪いもないってこと。

最初は右から見て、なるほど。
次に左から見て、あーなるほどね。
上から見たら、へーそうなんだ。
じゃあ下から見たらどうだろうか・・・って

もっともっと360度っていう無限の面がある。

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物事に不快を感じている場合、
もちろん無理して視野に入れる必要もないので、遠ざけるというのもひとつですが、
あまりにも「不快だから、はいさよなら~」じゃ、自分の生きる範囲が狭くなります。
また、現実にはそれが回避出来ない場合や、
無理してでも生活の範囲に入れていかなければいけないという事も少なくはありません。

例えばアナタが重要な書類を郵送しなければいけないとする

ポストの投入口が5×25だとして、送りたい茶封筒が20×30×3ならば、大抵の人は20×3を無意識に投入口へ持って行くでしょう。
こんな風に私達は目に見えるものなら無意識に360度回転させて考える事が出来ています。
しかし目に見えない物事言葉体感覚などの表象システム(サブモダリティ)に関しては、ダイレクトに感じている感情をそのもの自体だと捉えがちです。
実は目に見えないものほど、曖昧なものはないのに。です。
茶封筒では、色を変えられませんが、目に見えない言葉や体感覚などの従属要素は自分の都合のいいように変える事が出来ます。
(NLP:サブモダリティの変換
そうする事で私たちはもっと生きやすくなるし、広く物事を捉える視点があれば、可能性も広がることでしょう。
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全ての事柄には、いくつものケース(捉え方・背景)があると思います。
だから私は人を見る時、表面的な色眼鏡で見ることが好きではありません。
どんなに偉い人であろうと、どんな犯罪者であろうと、その人の実態はそこにはないと思っています。
偉くなるも、犯罪者になるも、結果であり、症状だと思っているからです。
私は見えるものには興味がありません。
もっと奥にあるその人のもつ価値観に興味があるんです。
ワーク>>
あなたが嫌だなーと感じている出来ごとを、他に3つの捉え方が出来るとすれば、どんな捉え方が出来るでしょうか?