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トップに立つ人間

ぶりっ子って悪なのか?八方美人は悪なのか?

トップにたつ人間ほど態度を変えない。
横暴な人は誰に対しても横暴であり、フレンドリーな人は誰に対してもフレンドリーなのだ。

こんにちは、心理カウンセラー岸田知佳です。
※今日の記事は「差別」ではなく「区別」の中でのお話だという事を前提にお読みください。
人によって態度を変える人や、好きな人の前ではニャンニャンなっちゃう人、
いわゆる『ぶりっ子』だとかを嫌う人がいますが、ちょっと考えてみた。
全ての人に同じように接する事が本当に良いことなのか?
逆にそういうのを『八方美人』だとか言って嫌う人もいらっしゃると思います。

『ぶりっ子』VS『八方美人』

で、結局どっちがいいのよ!?って考えていましたが、
相手によって態度を変えるのは、相手をそれだけ意識をし、もてなしているという事なのではないのか、、と。
なぜ私がそう感じたのかというと。
銀座のクラブで働いていて、お客様を見ていた時、
トップに立つお客様ほど、他人に対して平等な扱いをしている
ということに気付いたからです。

通常、上司や先輩には敬語、部下や後輩に対しては命令口調など、私達は態度を変えているものです。
言ってしまえば、「態度を変えない」という行為は、大して私達の事を意識していないから出来てしまう行為であり、周りとの関係が、自分に大した影響がないことを知っているのです。
他人に対して自分のポジションを気に止めずともいられるのです。
それだけの「余裕」があるという事なのではないかと、感じたのです。

こういった事から、態度を変えなくても生きていける人というのは、
トップだからなせる技なのでは?

そんなことを思いました。

最後に注意書きをしておきます

「態度を変えてもいい」というのは、決して掃除のおばちゃんに横暴な態度を取ったり、
後輩を虐めていいという意味ではありませんよ。
そこは人間性の問題になります。
自分がトップに立った時に、その態度が軸となり統一されるのではないかと思います。
そうなってくると、今、上司に対してとっている行為というのが「媚び」という見解になってしまいます。
常に、部下や後輩に対しては自分がトップになったらこう在りたいと願う姿で接すると良いかもしれませんね。