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ネガティブを受けとめる ( 10 )

傷つきやすいアナタへ

「私、傷つきやすいんですが~…」という相談を受ける事が多々あります。
私は、傷付くことは悪い事ではないと思います。
逆に傷つかない人は、傷の痛みを知らないから、
無意識に相手を傷つけてしまう可能性があると思うので、
私は傷つかない人間よりも、傷つく人間でありたいと思っています。
感傷の度合いは、人情深さをあらわします。
クロニンジャーのパーソナリティー理論でお話しましたように、
人情深さってのは生まれつきの因子ですので一生変わりません。
ちなみに、脳科学ではノルアドレナリンという神経伝達物質が関連している事が解っています。
とはいえ、人間の脳のシステムとして『慣れ』というものがあります。
傷の癒し方を覚えてきて、癒すまでのスピードが速くなってきます。
「あの人のポジティブさは神だわー」って人に限って、
過去に辛い経験や苦労を背負ってきた人がいたりしませんか。
多くの傷を負ってきたのかもしれません。
時には傷付き過ぎて、心が壊れて刃物になり、
恨みや憎しみで『仕返し』の気持ちが湧く事もあるかもしれません。
しかし恨みや憎しみからは何もうまれません。
自分がもっと辛い状況になるだけです。
心の孤独からは「死」を学びますから。
これは悲しいので、出来る事ならやめた方が良いですが、
無理にその恨みや憎しみの気持ちを消そうとする必要はありませんし、
その気持ちを持ってしまった自分を責める必要もありません。
人間だもの~
「べらぼーめーこんちくしょー」
って、ちゃぶ台ひっくり返したくなる時だってあります!!あるある!!
それもアナタの大切な感情です。
まずはその気持ちを受け入れることから始めてみてね。
そして自分で自分の心を抱きしめてあげてください。

「傷ついちゃったんだね。」
「辛かったんだね。」

この時、実際に自分で自分をぎゅ~っとしてあげるのも効果的です。
これは『セルフハグ』といって、自己セラピーでよく使う技法です。
頭なでなで(*^ー^)ノでもいいでしょう。

ワーク>
自分の「悲しみ」「さみしさ」「弱さ」を受けとめることの大切さを知りましょう。
で、自分の心が傷から解放された時、

「ぁあ、勉強になりました。ありがとう。」

って心の中で言っちゃってーん(^ε^)♪

「ありがとう」は魔法の言葉!!

感謝する事は、私達が幸せになる一番手っ取り早い方法です。

なんたって無料だぜぇ~

そして、学んだ傷は誰かに同じ事をしなければもっといい。

今日もここまで読んでいただき、有難うございました!!