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「良い」加減で生きる ( 5 )

矛盾

体の休息が怠情になる。

静かさが意思疎通のなさになる。

人生の楽しみが不節制になる。

利益を上げる能力が強欲と貪欲になる。

肉体的快楽が好色になる。

他人の財産の興味がむさぼりになる。

食べ物を楽しむ事が飽食になる。

自己管理が 自己中心になる。

自尊心がうぬぼれになる。

コミュニケーションが陰口になる。

肯定的な見方が鈍感さになる。

怒りが激怒と短気になる。

慈愛が過保護になる。

物断が批判になる。

入念さが完璧主義になる。

気前えのよさが浪費になる。

自己防衛が不正直になる。

注意深さが恐れになる。

[ニール・アンダーソン]

んーなるほど。その通り。
何事も過剰になると裏になる。これが人生の矛盾を生むのだろうね。
ちょっとモヤモヤしていたので、この記事は自分自身へのメッセージ。
(興味ない人は読まなくていいです)

カウンセリングとコーチングを一緒に学んでいると、自分心のモチベーションをどっちへもって行けばいいのか迷子なりそうになるんです。。。
自問自答をしていて気付いた事を書いていたら・・・あれ?と変な感じがしたと思ったら、
ちょっと前の記事を読んでみると矛盾が生じる事も多々ある。

で、ある人に言わせれば、コーチングとカウンセリングは平衡しないのだと。
えー、まじで!?( ̄□ ̄;)!!
でも自分の経験上、心理学を勉強してて、気が付いたら自己啓発の分野やってたんだけど。。。。。
本当に平衡しないのだろうか。

【コーチングの手順】
  (目標設定)→(現状分析)→(方法策定)→(実行)→(結果確認)
【カウンセリングの手順】
 (気持ちの整理)→(目標設定)→(現状分析)→(方法策定)→(実行)→(結果確認)

これで見たら、カウンセリングの方が一個前に「気持ちの整理」があるだけで、なんら自己実現という意味では変わらないように思えるんだけどなぁ。

追記☆彡

こんなことを書いた矢先に、私のもとへ以下2点を引き寄せた!!

矛盾こそ物事の発展の原動力であり、
矛盾を解消するために一方に割り切るのではなく、矛盾と格闘し続けることが重要だ。
そして、その矛盾を包容できる人が「器の大きな人物」

雑誌「プレジデント」より

なるほど!!!目指すべきはそこか!!!(`・ω・´)

偉大なる矛盾。それでいいのだ。

振り返れば、過去の偉大なる経営者は皆、平気で矛盾を抱えた経営を推し進めてきた。
矛盾を臨機応変に使い分けることができる。
この姿勢で、ユニ・チャームはアジアの大手日用品メーカーへ一気に駆け上がった。
今は『アジアNO1』を目指している。偉大な矛盾を武器に、きっと彼は世界を制するだろう。

御立尚資 ボストンコンサルティンググループ日本代表 日経ビジネス特集時代を創る100人 GAME CHANGER『変革者』 より

仏教で言われる色即是空には、何事もいい、悪いなんてない、どれでもいいし、どれもいいと説いています。
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確かに。。。どっちでもいいのかもしれない。。。グレーゾーンって素敵。
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相手への期待(コントロール) ( 6 )

自分に出来る事

人は変えられない

変える事ができるのは
自分自信と未来

自分が変われば周りが変わる
そして未来が変わる

それが自分に出来る事

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子供の発達

M・マーラーの乳幼児期パーソナリティ発達理論

こんにちは!来月はクリスマスか。。早いですね。
さて、今日も寒い雪の中勉強してまいりましたので、メモ。
M・マーラーの乳幼児期パーソナリティ発達理論(分離・個体化の過程)

1.未分化期(1~4ヶ月)

1-1.正常な自閉期(1~2ヶ月)

幻想的な全能感を有する胎児期の名残を残した時期で、自分と外界の区別がなく自分の精神世界に内向して自閉的な状態となっている。 まだ極めて未成熟な新生児は、外部の刺激や苦痛から自分を守る為に『正常な自閉期』を持ち、外部刺激に対して明瞭な反応を示さないことが多い。

1-2.正常な共生期(3~4ヶ月)

分離・個体化期を迎えるまで赤ちゃんにとって母親と自分は一心同体の存在であって、自己と母親の境界線は存在せず自他未分離の感覚に覆われている。 母親は自分に安心・食料・保護を与えてくれる欲求充足的な存在であり、母親と自分を二者統一体と認識し、共生圏において融合しているように感じている。

2.分離・個体化期(5~36ヶ月)

2-1.分化期(5~8ヶ月)

自己と母親が異なる存在であると認識し始めると同時に、自分の母親と他の母親を見比べれるような態度を取り始める。 共生圏における自他未分離の融合状態を抜け出して、自分と母親の違いを感じ、母親の服装・アクセサリー・持ち物などに興味を示し始めると同時に、母親と他人を区別して人見知り行動を取り始める。

2-2.練習期(9~14ヶ月)

母親がいないとまだ分離不安を示すが、身体運動能力と外界の認知能力が発達してくるにつれて、母親の側を少し離れて自由に行動し始めるようになる時期である。 外界に対する好奇心や興味が強くなり、外界の探索行動が多く見られるようになってくるが、母親と離れている不安や寂しさが強くなると再び母親に戻って『情緒的エネルギーの補給』を行ってもらう。 正に母親は子どもにとっての精神的な『安全基地』の役割を果たす事になるのである。
そのため、子どもの不安や寂しさを感じさせる信号に対して、母親の微笑みや優しい声かけ、抱擁などの情緒的応答性が重要になってくる時期でもある。 また、この時期には、母親に対する愛着や関心を移行できる人形やおもちゃなどの『移行対象』が出現してくるが、この移行対象の出現も特徴的な現象である。

2-3.再接近期(15~24ヶ月)

母親から分離しようとする意識『分離意識』が高まるのだが、完全に分離しようとすると『分離不安』が強まってしまうという矛盾した感情を内在する時期である。 そのため、いったん分離しかかっているのに、また安全基地である母親に舞い戻ってくるという『再接近』の行動が頻繁に見られる。
母親に再接近して『しがみつき』の行動を取ることで『母親からの見捨てられ不安』から自分を防衛するのだが、今度は接近し過ぎて、母親と自分の境界線がなくなって主体性が奪われるような『母親から呑みこまれる不安』を感じるようになる。
『見捨てられ不安』が強まると『しがみつき』を見せ、『呑みこまれる不安』が強まると『飛び出し』を見せるのだが、このように相対立する矛盾した感情を同時にもっていることを『両価性』という。
この再接近期は、母親の側が子どもに対してどのような態度や反応を見せるべきなのか悩むことが多く、情緒的対応が難しくなってくるが、自然に子どもがやってくれば優しく抱きしめて励ましてあげればよく、一人で外界に遊びに出るときは静かに優しく見守っていればよいだろう。
子どもの側も、それまでの共生的な母親との関係に終わりを告げる時期なので、幻想的な全能感が傷つき、自尊感情が揺らぎ易い時期なので、時に『再接近期の危機』と呼ばれるような不安反応、混乱、癇癪、わがままなどを見せることもあるが、多くは一過性の情緒的葛藤なので特別な心配は必要ない

2-4.個体化期(24~36ヶ月)

とりあえずの母親からの分離が成立し、母親と一定時間、離れていても大丈夫な個体化の能力を確立する時期である。 自律的な自我機能を獲得し、ある程度、母親不在の分離不安への耐性ができてくる時期である。

3.情緒的対象恒常性の確立期(36ヶ月以降)

精神内界に『自己表象』と『対象表象』が明瞭に区分して確立し、それぞれの表象は善悪の両面を兼ね備えていて全体的な統合性をもつようになってくる。 心の世界に自分や母親・父親、他人のイメージ(表象)を思い浮かべられるようになり、そのイメージはある程度の恒常性と持続性を持っている。
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これをよく理解しておくと、子どもを育てる時に子供のとる行動についても
「あ~なるほどね」って思えて、「何で言う事聞いてくれないの!?」とか「私のやり方(子育て)が間違っているの?」などといったストレスから逃れられるかもしれません。
また、今のお子様にとって何が必要なのかをよ~くキャッチして行動に移せるといいかもです^^
まだお子様を授かっていらっしゃらない方、これから子育てです!という方は是非参考になさってください。